Japan Hackathon

Japan Hackathon

6/26(金)から6/28(土)までの3日間にわたり、オンラインで開催される「ジャパン・ハッカソン」(主催:ジャパン・ハッカソン実行委員会)の応募受付が6/15(金)に締め切られ、世界40ヵ国から261名の参加が決定しました!

日本は少子高齢化していることもあり、今後ますますクリエイティブなアイデアで社会問題を解決する起業家が必要な状況です。けれども、日本での成功の定義は、学歴や大企業への就職であり、その結果、経済やテクノロジーの分野では、世界に遅れを取っているのが現状です。

そのため、日本政府は若い世代を中心に、起業家を輩出しようと、このようなイベントを後押ししていますが、その効果は限定的で、未だに日本では多くの起業家が誕生しているとは言えません。

また、人口減少を考えたとき、世界の人たちとどう協働するかは、日本が避けて通れない大きな課題でもあります。

そのため、様々な起業スタイルを応援し、世界各地からの出身者で構成されている京大起業部インターナショナルは、多国籍出身者からなる多様なバックグランドを持つ人同士が、チームを組んで協働する機会の提供、および起業家育成や起業の機会を後押しする場として、本ハッカソンの開催を発案しました。

京都府をはじめとする多くの企業や団体が、このアイデアに賛同し、関連組織や企業などで結成した実行委員会が本イベントを開催することになりました。

「ジャパン・ハッカソン」が開催されることを私たちは大変誇りに思い、関係各者に心より感謝しています。

今回は、新型コロナウイルスにより、日本だけでなく、多くの国にて、あらゆる産業が直面している社会問題である「リモートワーク」に関するビジネスアイデアを競い合います。

参加者は、アルジェリア、オーストラリア、バングラデッシュ、カナダ、中国、ドミニカ共和国、エジプト、フランス、ガンビア、ギニア、インド、インドネシア、イタリア、クルディスタン/イラク、日本、カザフスタン、レバノン、マレーシア、モーリシャス、モロッコ、ネパール、ナイジェリア、パキスタン、パレスチナ、北マケドニア、ロシア、シンガポール、南スーダン、スウェーデン、スイス、シリア、台湾、タイ、チュニジア、イギリス、アメリカ、ウズベキスタン、ウクライナ、ベトナム、イエメンの40カ国と多彩な顔ぶれとなりました。

このような幅広い国々からの参加があるのは、世界各地から京大に留学している京大起業部インターナショナルのメンバーたちのネットワークがあってこそです。

参加者が申込書に記載した肩書には、学生、開発者/プログラマー、デザイナー、企業のプロジェクトマネージャー、その他エンジニア、弁護士、医師など多岐にわたり、日本からは学生、企業に在職中のエンジニア、起業家などがエントリーしています。

今回の「ジャパンハッカソン」は、完全オンライン、使用言語は英語のみで開催します。

最優秀賞には、京都府より授与される「Kyoto Prefecture Prize」が50万円、JETRO京都、京都市、京都府から提供される「Startup Capital Kyoto Prize」10万円、スポンサー企業のマネーフォワードから提供される「Money Forward Prize」10万円があります。

初日である6/26(金)は、ラージルームと称する全体の場で参加者、主催者、スポンサー企業が集いオープニングセレモニーを行います。

続いて事前に提出されたビジネスアイデアの中から、審査員によって選ばれた11のアイデアのみが採択され、アイデアごとに参加者は3〜5名のチームを作ります。ここで参加者は261名から5分の1となる50人ほどに絞られます!(狭き門です!!)

その後、Zoom内のスモールルームで11グループは、ビジネスアイデアを掘り下げ、解決策の提案を行い、必要に応じて、各分野のスペシャリストであるメンターからのアドバイスを受けることで、ビジネスアイデアをより効果的で、より実現可能なものへと改善していきます。

メンターには、グローバル企業であり、業界リーダーであるGoogle、Dropbox、SAPから、ソフトウエアディベロッパー、ビジネスディベロッパー、IoTやデータベースのスペシャリスト、UXデザイナー、ソフトウエアエンジニアが、また国内では家計簿アプリでお馴染みのIT企業マネーフォワードから、iOSエンジニア、UIデザイナー、インフラストラクチャーエンジニア、Golanエンジニア、さらに東京大学教授やTokyo Tech Start Upsを運営している起業家といった第一線で活躍する9名の専門家が国内外から集います。

2日目となる6/27(土)には学びの場としてワークショップが開催され、京大起業部インターナショナルの顧問でもあり、交渉学とビジネス・モデルを専門とする京都大学経営管理大学院のWilliam W. Baber准教授による“Business Model Canvas”のワークショップがあります。

続いて、海外のビジネスエコシステムの知見が豊富で医療系スタートアップ支援のスペシャリストである筑波大学つくば臨床医学研究開発機構の小柳智義教授による“How to pitch Business Idea” をテーマにしたワークショップが開催されます。

最終日となる6/28(日)には、再びラージルームで各チームがビジネスアイデアの発表を行い、審査員がそれぞれの賞の基準に沿って、配点します。

審査員には、株式会社クラウドワークスの代表取締役社長 兼 CEO吉田浩一郎氏、京都のテクノロジー・スタートアップ、Mui Lab株式会社Co-Founder&CTOの佐藤宗彦氏、ITと事業創生が専門の京都大学経営管理大学院の末松千尋教授、ビジネスソフト市場の世界的なリーダーであるグローバル企業、SAPのアジアパシフィック&ジャパンイノベーションオフィス副社長であるAnil Bhaskaran氏、SAPジャパン株式会社SAP Labsのジャパン イノベーションオフィス部長の原弘美氏の5名が担います。

運営者、参加者、メンター、審査員と全ての人たちが世界各地から協力し合って行う京都初のフルリモートのインターナショナル・オンライン・ハッカソンイベント!!

オープニング&最も白熱する各グループのプレゼンテーションは、Facebookのジャパンハッカソン・オフィシャルページから、ライブ配信する予定ですので、お見逃しなく!

開催概要イベント名 :第1回ジャパン・ハッカソン
日程 :2020年6/26(金)16:00~6/28(日)20:00(日本時間)
会場 :オンライン開催(Zoom 等の WEB会議システムを利用)
テーマ :「リモートワーク」
使用言語:英語
主催 :ジャパン・ハッカソン実行委員会 (京大起業部インターナショナル、京都府、一般社団法人京都知恵産業創造の森、公益財団法人京都産業21、関連企業などで構成)

公式Website
http://japanhackathon.com(英語)
公式Facebook
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公式Instagram
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公式Twitter
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